2013/07/13

行きにくい劇場の良作

どーもどーも、気がついたら「ママと僕たち」公演も「仮面ライダー ウィザード」オンエアも無事に終わっていた私です。ご来場頂いた皆様やテレビを見て下さった皆様、ありがとうございました。私は今「真田十勇士」の殺陣稽古で汗だくへとへとで頑張っていますよ!

さて、そんな中、時間があれば色々と舞台も見に行っているのですが、ちょっと行きにくい劇場での良作を続けて見ましたのでご報告をしたいと思います。


まずは演劇集団キャラメルボックス「ジャングル・ジャンクション」。北千住駅前にあるシアター1010で上演中でして、今日が初日であと三日で終わってしまうという短いスケジュールなのですが、小劇場ならではの身体を使った痛快な作品です。しかも「男組」と「女組」の2チーム交代公演というハードなスケジュール。
事務所の後輩でもある劇団鹿殺しの菜月チョビさん、丸尾丸一郎さん、オレノグラフィティさんの三人もご出演でして、みんな頑張っていますよ。小難しいことはなしで、元々劇団ショーマの作品を懐かしのジェットコースター演劇で表現しています。
北千住駅という、関東西側にお住まいの人々にはちょっと馴染みのない場所で、しかも北千住のどこにあるのか判りにくい劇場での公演ですので場合によっては行きにくいかもしれません。しかし、その価値はある公演ですのでお近くの方はぜひ。なお、シアター1010は駅前の○Iの11階にありますからね。エレベーターが混むから早めの到着を心がけて下さい。


もう一つは空想組曲「組曲『空想』」。ショートストーリー連作の作品でして、サスペンスありギャグありシリアスありのバラエティアソートみたいな作品です。しかし、一見ばらばらな短編が、ラストにはキッチリ繋がっていくという見事な作品。しかも笑えて泣けてスッキリして、実に爽快な作品です。
しかも、一ヶ月ロングランの中、数日ごとにゲストを交えての短編も混じってくるという贅沢さ。そして、そのF日程と呼ばれる7/23〜25の日程に、私もゲストとして参加します! 平沼紀久さんとゆるいコントします。
なんか自分の出る作品の宣伝みたいになっていますが、そういうワケではありません。私が出ている出ていない関係なく、ぜひ皆様にも見て頂きたい作品なのです。

劇場は中落合辺りにあるシアター風姿花伝。これがまた行きにくい場所でして、西武新宿線下落合駅からも西武池袋線椎名町駅からも歩いて10分程掛かる場所。JR目白駅からは歩けば20分程掛かりますが、駅前からひっきり無しにバスが出ていますからこちらが便利かも。詳しくはこちら。

行ってみたら案外行きやすかったですよ。

そんなこんなの、行きにくい劇場での良作二本。他にも今ならナイロン100℃の「わが闇」とかおにぎり「トークトワミー」とか行きやすい良作もありますが、たまには行きにくい劇場にも足を延ばしてみるのはいかがでしょうか!