2014/05/29

終わる舞台と始まる舞台

「蒼の乱」全57ステージ、全員無事に終わりました。
ご来場頂きました皆様、ありがとうございました。
そうでなかった方々も、またいつか劇場にお越し頂ければ幸いです。

まあね、ちょこちょことは色々ありましたが、とりあえずはみんな無事です。評判も良かったようで、関係者一同ホッとしております。

このように終わる舞台があれば、始まる舞台もありますよ。
プロジェクトKUTO-10「ストレッチポリマーインターフェース」の東京公演は今日から! 下北沢の「小劇場B1」にて!
この週末です!

 
















2014年5月29日(木)〜6月1日(日)ですよ!
チラシ表面に書いてないから日程を書いておきます。ってそんなデザインにしたのは誰だ! 私だ! すみません!

先週終わった大阪公演も好評だったそうですが、同じ大阪に居るとはいえ、こっちも本番をしておりますから見に行けなかったのが残念です。
だもんでもちろん私も東京公演を見に行きますよ! 久しぶりに楠見薫さんや中道裕子さんに会うのも楽しみです。
そういえば楠見さんは「大田王2014ジゴワット〜Back to 2015」 にもご出演なさるから、楠見さんの今夏舞台のチラシを続けて作っちゃったんですね。
その話はこちらをご参考に。

さあて、他にも見に行きたい舞台がたくさんで、しばらくは観劇で忙しくなりそうです。皆さんも色々見に行って下さいませね!

2014/05/27

地テシ:055 象印マホービンさんの加湿器の巻

家電話の続き。続くんかい! この冬買った家電はまだあるんです。まだあるんかい! あるんです。イイんです(ジェイさん風)。そう、冬と言えば乾燥、乾燥と言えば加湿器。そうです、加湿器を買い足したのです。
俳優にとって乾燥は大敵。喉にもお肌にも良くありません。また、部屋が乾燥しているとインフルエンザなどのウイルスが繁殖しやすいというデータもありますから、冬場には加湿器が必需品ですね。
今まで私が使っていたのは加湿機能付きの電気ファンヒーター。暖房も加湿も行えて便利なのですが、やはり少々パワー不足だったのです。

ところで、劇場の楽屋にも加湿器が用意されているコトが多いのですが、昨年の「ショーシャンクの空に」のツアー中、ある劇場の楽屋に用意されていたのが象印マホービンさんの加湿器でした。
象印の加湿器? 象印さんといえば台所家電というイメージがあったので驚きました。すると、アンディ役の成河さんが随分と誉めるのですよ。成河さんが言うには「加湿器界の革命」とまでいわれるほど革新的らしいのです。

加湿器には、大きく分けて気化式、超音波式、スチーム式の三種類があります。常温の水にファンで風を送って蒸発させるのが気化式、超音波振動で水を霧状にするのが超音波式、そしてお湯を沸かして沸騰させるのがスチーム式ですね。またこれらを混ぜ合わせたハイブリッド式というのもあります。それぞれに一長一短ありますので、ご家庭の都合に合わせてお選び頂ければ幸いです。

で、象印さんの加湿器はスチーム式。
http://www.zojirushi.co.jp/syohin/comfortable/EERH.html
電気でお湯を沸かすと言えば電気ポット。そう、要するにこの加湿器は大型の電気ポットなのです。だから台所家電の象印さんが出しているんですね。
見た目もかなり電気ポットです。ポットからお湯の注ぎ口を排除したような形。つまり取っ手の付いた円筒型ですね。色味もそうなので、ほぼポットです。で、このポットっぽい形がその革命性と関係があるのです。

加湿器というのはメンテナンスが大変ですよね。お使いになった方ならお判りかと思います。特に気化式。フィルターに水を含ませてファンで風を送り、気化させる。それが故に室温でローコストに加湿することができますが、フィルターがカビてしまったり目詰まりを起こしたりするので、フィルターのメンテナンスが不可欠です。また、どうしても構造が複雑になるので手入れも大変です。
一方、スチーム式でも水タンクやヒーターまわりはメンテが必要で、これもまた結構大変なんですよ。

そこで象印さんのこの製品です。この製品には水タンクがありません。電気ポットのように内槽がそのままタンクになっていて、そのまま加熱されます。まさしく電気ポットと同じ。電気ポットの上部蓋に蒸気が出る穴が開いているだけ。そのまま水がなくなるまで煮続けるのです。

電気ポットのように超広口だから水を入れるのも捨てるのも簡単。構造がシンプルで余分なフィルターやバルブが無いからメンテも超簡単。クエン酸洗浄機能も付いているから、クエン酸を入れて洗浄ボタンを押すだけ。そしてお湯を捨てるだけで完了。なんなら「ポット洗浄中」を使う手もあります。

この加湿器のおかげでこの冬は乾燥せずに済みました。弱点としては、割と電気を食うことと、シュンシュンという湯沸かし音がそこそこすることくらい。ただし乳幼児がいるご家庭では注意した方が良いでしょう。蒸気口が高温だから。
なお、この製品についてもっと詳しく知りたい方はこちらのリンクへどうぞ。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0711/27/news003.html
ただ、そろそろ梅雨で、むしろ除湿器の方が欲しくなってきていると思いますけどね。梅雨時に加湿器の話をする私の方がどうかしています。ええと、年末あたりにでも思い出してあげて下さい。


さてさて、なぜだか大阪の空の下から東京自宅の家電自慢を連投してきましたが、気がついたら「蒼の乱」大阪公演もラスト一回で終わりです。つまり大千秋楽です。色々ありましたが、まあなんとかみんな無事です。このままラストまで無事に行きたいものです。いや、なんとしても無事に終わらせますぞ−!

2014/05/25

地テシ:054 REGZA Z8の巻

さて、この半年で買った家電製品の続き。いや、なんか凄かったから是非ご報告をと思いまして。

まず、最初に買ったのは東芝さんのブルーレイディスクレコーダー。PS3やPS4があるとはいえ、ブルーレイ専門プレイヤーも欲しかったし、以前から使っていたHDDレコーダー(こっちはDVD録再付きね)が容量不足になったし。そんな理由でブルーレイに書き出しできるHDDレコーダーが欲しかったのです。
ウチのテレビ周りは東芝さんで統一されています。「レグザリンク」という機能でテレビやレコーダーをリンクして使えるようになって便利だからね。コレはパナソニックさんのビエラリンクや、ソニーさんのブラビアリンクでも同様です。お好きなメーカーで揃えて下さい。あるいは揃えないで下さい。ご自由です。
なので、私としては当然のように東芝さんのブルーレイレコーダーを買いに行ったのね。余談ですが、東芝さんがブルーレイ搭載機を出すに至るまでには色々と紆余曲折があったんですよ。なぜならば、東芝さん(とNECさん)は、ブルーレイ規格の対抗馬であるHD DVD規格を推進していたから。つまりブルーレイはライバルだったワケですよ。そりゃなかなか出さないよねえ。
で、東芝さんのブルーレイ録再機能付きHDDレコーダーにも色々あったのですが、最終的に「タイムシフトマシン付き」の製品を買いました。え? タイムシフトマシンって何? それは後でご説明いたします。

最近のレコーダーって小さくて軽いんですねえ。追加の外付けHDDも買って、諸々セッティングして、新製品と新機能を楽しんでいた矢先、今度はテレビが壊れました。うひゃあ。
液晶テレビも壊れるんですね。当たり前といえば当たり前なんですが、意外と早かったモノだから驚きました。ネットで症状を調べてみますと、インバーターの不良のようです。原因としては小さなコンデンサという部品のせいらしいのですが、メーカーに問い合わせると、出張修理での基板まるごと交換しかないらしく、部品代・出張修理代で7万円ほどかかるとのこと(もちろん症状によって診断も値段も変わると思います)。うひゃあ。コンデンサ一個替えるのに7万はかなわんわい。
最近では液晶テレビの低価格化も進み、ビックリするほど安い昨今です。こうなったら新しいテレビを買った方がいいんじゃないだろうか。そうだろうか。そうだろうさ。というワケでまた東芝さんのレグザを買ったんですよ。さあ、ここからが本題です。


買ったのはREGZA Z8シリーズ。
http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/z8/
映像エンジンの優秀さとベゼルの細さで話題の最新型です。あ、最新型とか書いちゃったけど、つい先日、更に新しいZ9Xシリーズが発表されてしまいました。なので今年頭の段階での最新型を買ったってコトですよ。
で、なぜZ8シリーズを買ったのかといいますと、「タイムシフトマシン」が付いていたから! また出てきたこの単語。今度こそご説明いたしましょう!

タイムシフトマシンというのは、東芝さんの開発した、いわゆる「全部録り機能」。外付けのHDDを付ければ、それ用に搭載したチューナー数のチャンネルを24時間以上録画することができる機能です。
普通のHDDレコーダーでは、予約した番組だけが録画できますよね。それが普通です。しかし、この機能では、えり好みせずに全ての番組をまるっと録画するのです。で、HDDが一杯になれば、古い番組を消しながらグルグルとずーっと録画し続けるのさ。録画設定やHDDの容量にも寄りますが、私の設定なら6chを約五日間分まで保存できます。つまり五日前までの番組なら遡って見ることができるのです!

この機能があれば色々なコトができます。例えばこんなシチュエーション。
「一昨日のあの番組見た?見てない?あ〜あ、面白かったのに残念だね」と言われたとしても「見てないけど、帰ったら遡って見てみるよ」と言い返せます。
家に帰ってテレビを付けて、ふと見た番組がなんか面白そう。しまった、ノーチェックで録画してなかった! でも大丈夫。「初めにジャンプ」のワンボタンで番組最初に巻戻ります。
あとはもちろん、録画しようと思って忘れていても数日までなら大丈夫。遡って視聴できるし、保存しておきたければ別HDDにムーブできます。
また、本当に暇な時、なんかテレビでも見たいが、今の時間には特に見たい番組がない。そんな時にはEPG番組表と同じフォーマットの「過去番組表」をひょろひょろ見ながら遡り、ちょっと見てみたかった番組を垂れ流しにすることもできます。

また、リモコンには「30秒送り」と「10秒戻し」というボタンがあります。コレが実に便利。CMを飛ばしたい場合には「30秒送り」ボタンを4回押せば二分送れてほぼそれでOKだし、一瞬聞き逃してしまった場合には「10秒戻し」を押せば見直せます。タイムシフトプレイをしている時に大助かりです。リモコンボタンは全般にレスポンスが良く、大変使いやすくて良いですよ。

他の機能も良好です。絵も綺麗だし動作も速い。ネットに繋げば、最近のテレビではお馴染みのアクトビラやひかりTVはもちろん、YouTube動画も簡単に見られます。また、同じLANにあるiPadの画面を送り込むコトもできちゃいます。
ベゼル(周りのフチ)も本当に細くて、同じボディサイズでも数インチ大きな画面になります。省スペースな上に、見た目にも美しい。

4Kテレビに注目が集まる昨今ですが、あえて2Kテレビの最高峰を目指したというZ8シリーズ。タイムシフトマシンも含めて私としては大満足です。テレビ番組を見る時間が少し増えました。
問題点があるとすれば、気軽に昼の番組を夜に見たり、数日前の番組を見られるので、時間感覚や曜日感覚がおかしくなること。逆に言えば放送時間に縛られなくなって自由な視聴スタイルになるってコトでもありますけど。あと、CMを飛ばしがちになりました。
もう一点だけ問題が。巨大なHDDを常時回しているので、少々音がします。そんなに気にはならないけどね。


そんなこんなの私の新テレビライフ。やっぱり新機能というのはとにかく心躍りますね。これからも色々な分野が進歩して、色々な新機能が出てくるのでしょう。なんだか楽しみです。

2014/05/22

地テシ:053 PS4の巻

そんなこんなの2014前半だったのですが、仕事については前回書いた通りです。現在、「蒼の乱」大阪公演中でして、六月になれば「ラストフラワーズ」の稽古も始まります。なんか、四月になれば彼女は。みたいですが全然違います。芝居ばっかりしている日々ですが、それが職業なんです。じゃあしょうがないよね。


そんな仕事の合間には色んな家電やデジタルグッズを買いました。いや、家電以外にもいろいろ買っていますけどね。今日はこの半年の購入家電をご紹介したいと思います。
まずはPS4。いわずとしれた「PlayStation 4」でして、もちろん予約して発売日に手に入れたのですが、なんか世間的には今ひとつ盛り上がっていないようですね。もはや時代はスマホのソーシャルゲームなのでしょうか。私はやはり据え置き機がないと落ち着きませんけどね。
まあ、大きなウリがないのは確かです。絵が綺麗といってもPS3でも相当綺麗ですし、演算が速いといっても実感しにくいですからね。しかし、実は相当に進化したスゴイマシンなんです!

PS4の特徴は全体の操作が統合されていること。PS3までは、電源を入れて現れるホーム画面はあくまでもゲームや音楽、映像へのポータル画面。それぞれを起動させるための入り口でしかなかったのです。
つまり、ゲームを始めたら、ゲームを終えるまでトップ画面には戻れなかったのです。音楽や映像も同じく別々の扱いです。要するにシングルタスク、一度に一個しかできなかったのです。マルチメディアマシンとかいいながら、これではちょっとお粗末です。

しかし、PS4ではそれらをホーム画面で自由に行き来できるようになったのです。つまり、ゲームを途中で停めておいて、音楽を聴いたり映像を見たりできるのです。それぞれが独立していて、しかもマルチタスクに同時に動くので、例えばゲームのBGMとして好きな音楽をかけたり、ゲームプレイ動画をすぐさま動画サイトに投稿できたりするのです。
ちょっと判りにくいでしょうか。つまり、ゲーム、音楽、映像、Webブラウザー、ストアなど、PS4で扱える色々なメディアを行ったり来たりできるようになったってコトです。

他にも色々と進化していますよ。詳しい仕組みの説明は省きますが、スタンバイモードでもゲームをダウンロードできたり、スマホアプリから遠隔操作でダウンロードさせたり、PS Vitaをセカンドスクリーンとして使えたり、さらにはWi-Fiで接続して外出先でもプレイできたり。全体的にネットや周辺機器との親和性が高くなっています。
もちろん絵の綺麗さも抜群です。同じゲーム画面をPS3とPS4で見比べると圧倒的に違いがあります。予想以上でした。
いずれもハイパワーで汎用性のあるCPUの恩恵でもありますね。パワー、スピード、美麗画面、ネット親和性。それぞれの向上はPS3の正統進化といえます。ゲーマーならばマストバイですが、まだソフトの本数が少ないのが難点です。


とかいいながら、私、実はあまり遊んでいません。前回書いた通り、稽古と仕事で忙しかったのと、気楽にプレイできるタイプのソフトが少なかったからですかね。いくつかのゲームをちょっとプレイして、配信されているプレイ動画を見て、後は「Music Unlimited」というソニーが運営する有料制聞き放題サービスをPS4で起動して、仕事BGMとして垂れ流していたくらいです(Music Unlimitedについてはまたいつか書きますね)。
なのでPS4の真価はまだ体験していないかもしれません。東京に戻ってちょっと落ち着いたらもう少し使い込んでみたいと思います。とりあえず、5/22に発売される「inFAMOUS Second Son」が楽しみです。シリーズの三作目ですが、一作目は大好きで相当やり込みましたから、最新作も期待できますよ。


ああ、PS4の話だけで長くなってしまいました。なので他のご紹介は次回で。

2014/05/18

地テシ:052 2014前半のお仕事

気がついたらもう五月も後半。前回の更新は一月。ああ、ずいぶんと時間が経っていました。なんか、もうねえ、なんか忙しかったのよ。「一郎ちゃんがいく。」東京公演が終わったらすぐに「蒼の乱」の稽古が始まり、しかもいろんな締切が波状攻撃のように押し寄せてくるというバタバタさ。

ええと、この期間にやった仕事はといえば、

まずは「蒼の乱」の稽古場レポートである「アワブロ」
http://aonoran.jugem.jp/?cid=5

そして、連載記事です。
演劇ぶっくの「人物ウォッチング」(奇数月上旬発売)
http://www.enbu.co.jp/kick/
同じく演劇ぶっくのWeb「日刊☆えんぶ」での「未確認ヒコー舞台:UFB」(毎月第一木曜日更新)
http://blog.livedoor.jp/nikkann-awane/

それから、久しぶりにチラシをデザインしました。しかも二本。どちらも大阪の劇団です。

まずは、ずっとチラシを作らせて頂いている、工藤俊作プロデュース プロジェクトKUTO-10さんの「ストレッチポリマーインターフェース」。



土谷稔さんのステキなイラストを邪魔しない方法を試行錯誤して出来上がったチラシです。
大阪公演はウイングフィールドにて5/22-25、東京公演は小劇場B1にて5/29-6/1です。
公演詳細はこちら。

もう一枚は、久しぶりに帰ってきた天才たち、大田王「大田王2014ジゴワット〜Back to 2015」。

 














川下+三上+大王=大田王が15年ぶりに公演を行います。前回公演には私も出ていたのですが、今回はチラシデザインだけでの参加です。川下大洋さんの提案で、裏面には私も写真でちょっと参加させて頂いていますよ。
公演はABCホールにて7/17-21。贅沢にも大阪公演だけですよ。
公演詳細はこちら。
http://asahi.co.jp/abchall/event/daitaou/index.html

どちらのチラシも完成が予定より遅れてご迷惑をお掛けしてしまいました。なんか最近、どんどん仕事が遅くなってきてるんだよねえ。


あ、それからもちろん、大人の新感線「ラストフラワーズ」や、月影番外地「つんざき行路、されるがまま」の宣材撮影もしました。詳しくはそれぞれ
http://www.otonanoshinkansen.com
https://facebook.com/tsukikagebangaichi
をご覧下さい。
今年後半の舞台はこの二本ですよ。


そんなこんなの2014前半です。あ、仕事のことしか書いてないですね。
では、仕事以外のことも今度書きましょうか。
今度がいつかは判りませんけどね。
ではでは、また。