2015/11/13

地テシ:075 朗読劇「ポポイ」と「goodday for you」

えー。朗読劇『夜の入り口』 第4シーズン「ポポイ」の第一夜が無事開きましてご来場頂きました皆様ありがたいのですが、明晩の第二夜はもう千秋楽でしてありがとうございました。

で、さっそく情報の訂正です。

前回、場所に関して、

場所が判りにくいかもしれませんが、六本木通りに面した「三保谷硝子店」さんの地下一階です。

と書きましたが、今日初めて会場に行きましたら、「三保谷硝子店」さんの大きな看板はなくなっておりました。目印になりませんからお気を付けて。
六本木通りの北側を渋谷側に向かって歩いて、ヒルズを通り過ぎて、EX THEATER ROPPONGIも通り過ぎて、もうちょっと行った所にありますからね。

替わりと言ってはなんですが、何の替わりにはなりませんが、会場のすぐ近所に、私が好きなチーズケーキのお店「goodday for you」があったことをご報告いたします。ていうか、六本木交差点から移転してきたんだそうです。昔はね、俳優座劇場の向かいにあったのよ。で、時々行っていたのよ。そしたらこっちに移転してきたんですって。
スコーンとかクッキーとかも美味しいのですが、是非チーズケーキを食べて頂きたい。最近ハヤリの「甘さ抑えめ」とかじゃないから気をつけてね! 私も明日久しぶりに食べますよ。

2015/11/12

地テシ:074 西麻布で大人な夜を。朗読劇「ポポイ」

2daysで盛り上がりました「新感線MMF」も無事に終わりました。始まる前は盛り上がるかどうか不安なほどのユルさでしたが、ユルイなりに盛り上がったようでホッとしております。ご来場頂きました皆様、ありがとうございました。東京以外でご覧頂けなかった皆様には申し訳ありませんが、また機会があればこのようなイベントもやってみたいモノですね。

さて、MMFが終われば次は朗読劇ですよ。Produce lab 89さんの企画で、徳永京子さんと村岡希美さんを中心に行われている朗読劇「夜の入り口」の第四弾。今回の題材は倉橋由美子さんの「ポポイ」。独特の感性を持つ女子大生が、美しい青年テロリストの「生きる首」の世話をする物語。近未来が舞台のようですが、どことなく大正や昭和の退廃的な空気感もあり、耽美とユーモアとエロスとが入り交じった作品です。
公演の概要はこちらです。

『夜の入り口』 第4シーズン「ポポイ」

テキスト:倉橋由美子「ポポイ」
出演:粟根まこと(劇団☆新感線)
   佐藤真弓(猫のホテル)
   須賀貴匡
   村岡希美(ナイロン100℃)
演奏:鈴木光介(時々自動)

日程:11月12日(木)19時00分〜&22時〜
     13日(金)19時00分〜&22時〜

会場:新世界(西麻布)

詳しくはこちらをご覧下さい。
http://producelab89.com/2015/10/759

場所が判りにくいかもしれませんが、六本木通りに面した「三保谷硝子店」さんの地下一階です。
夜遅い公演ですが、中身は1時間15分ほどです。間には無料の講演会もありますよ。チケットはほぼ完売のようでして、お立ち見になる可能性もありますが、よろしければお越し下さいませ。西麻布で大人な夜を過ごしてみるのはいかがでしょうか。

2015/10/29

地テシ:073 「芸祭」と「MMF」と、おじさんたち

さあて、若さの詰まったワタルームプロデュース「芸祭」も無事に終わりました。ご来場ありがとうございました。今回は青春がテーマでしたので、確かに勢い余っている感はありましたが、それが青春ってもんです。私も楽しく演じさせて頂きましたよ。

さて、芸祭に続いてのお祭は「新感線MMF」ですね。35周年の最後を飾る(関西ではまだ塚口サンサン劇場の「新感線動画まつり」とHEP HALLでの「大☆新感線博」がありますけどね)記念イベント。過去の新感線が誇るバカ楽曲から選りすぐりのバカ歌を生バンドでお送りする音楽イベントです。
ええと、凝った仕掛けとか派手な演出はありません。かなりユルイ企画ですので、どうぞユルイ気持ちでお越し下さいませ。会場のToyosu PITは東京メトロ豊洲駅から上がって上がって、ゆりかもめの豊洲駅から一駅の新豊洲駅前です。ですが、豊洲駅から歩いても15分くらいですから、余裕のある方は散歩してみて下さい。個人的には豊洲公園を突っ切って、海沿いの遊歩道を歩くことをオススメしますよ。最後にフットサルコートに阻まれますけど。さて、何回「豊洲」と書いたでしょう?

それから、この秋に見た舞台の話を少々。
現在公演中のてがみ座「地を渡る舟」が印象的でした。力のある戯曲と的確な演出と魅力的な出演者。全キャラクターにそれぞれの主義主張があり、誰が正しいというワケではありませんが、それぞれがその信念に正直な所が素晴らしい。特に、いつもは情けないオヤジ役の多い俵木藤汰さんの重厚さには惹かれました。
春の「ウィンズロウ・ボーイ」での中村まことさんや、秋の「すててこてこてこ」(この作品も素晴らしかった)での千葉哲也さんなど、普段さえないオヤジ役をやることの多いおじさん達が、芯のある役を演じて魅力を爆発させているのを見ると、私も頑張らなければならないなあと思うことしきりです。
おじさんといえば村木仁さんが頑張っているはえぎわ「ゴードンとドーソン」も良い作品でして、探すことをテーマにしたすれ違い劇なのですが、飄々とした作風とオシャレな演出がはまっていて、とても素敵な作品でした。こちらはまだ上演中ですよ。ただ、冴えないオヤジの仁ちゃんは、今作でも冴えないおじさんでした。それがまた素敵。

今回は参加できなかった「十一ぴきのネコ」にも素敵なおじさんがいっぱいでしたし、今年はおじさんパワーを再発見出来る作品に多く出会えました。私も精進したいと思います。とりあえず、MMFでは歌いますよ。

2015/09/29

地テシ:072 「芸祭」の本稽古が始まりました

前回もお話ししました、10/7〜12に中野ザ・ポケットにて上演されますワタルームプロデュースvol.5「芸祭」。ついに本稽古が始まりました。これまで、ダンスや殺陣の創作、そして部分稽古などをしていたのですが、本稽古はここから。短期間でギュッと濃密な舞台を作り上げていきますよ。
そもそも、私がこの仕事を受けたのは、作・演出・主催である柏進さんの人柄に惚れたから。一言で言っちゃったら「熱い」ってなっちゃうんだけど、なんかその一言でまとめちゃうのは違うように思う。要するに、なんだか面白いんですよね。柏さん自身が。
集まっているメンバーもどうにも独特で妙な人々ばかりです。素の面白い味のある人達ばかり。さあ、そんな人々が集まってどんな作品が出来上がるのか、私も楽しみです。

そんな私はTHEイナズマ戦隊のCDを聞きまくっている日々ですよ。

https://itunes.apple.com/jp/album/ying-yuan-ge/id302243752?i=302244565
https://itunes.apple.com/jp/album/aijanaika/id462107897?i=462107910

チケットもまだまだあるみたいなので、この曲聞いてなんかグッときた方は是非ともお越し下さい。詳しくはこちらです。
http://www.wataroomoffice.com

柏進さんとも久々の共演です。


2015/09/14

地テシ:071 「五右衛門vs轟天」が終わったよ! そして2015年の秋!

例によって、気がついたら長かった「GVG」も80ステージ全てが無事終了していました。いっぱいのお運び、ありがとうございました。大きなトラブルも無く、全員無事に終えることが出来まして、改めて日々のケアの大事さに気付く公演でした。
特に、五年前のネタもの「鋼鉄番長」で途中離脱した成志さんとじゅんさんは、それはそれはもう入念な気の遣いようでした。前回の轍を踏まぬよう、最大限の注意を払って臨んだ本番ですから、気合いが入っていましたね。まあ、無理をしないようにと思うと同時に、無理をしてしまうのが舞台なんですけど。


さて、2015年も終盤に入り、私のスケジュールもハッキリしてきました。ココでこの秋の予定をまとめておきたいと思います。

まずは現在開催中の新感線35周年企画の二つ。渋谷パルコPART-1・3Fのパルコミュージアムで9/11から23に開催されております「大☆新感線博」(大阪では11/7〜15に梅田HEP HALLにて)と、渋谷パルコPART-3・8Fのシネクイント渋谷で9/12から18に開催されております「新感線動画まつり」ですね。
「大☆新感線博」は35年分のチラシとか小道具とか衣裳とかが展示されている博覧会でして、こんな期会でもなければ表に出てこないレアなモノも含めて、なにやらドカッと展示されています。いずれもすぐ目の前で見られますので、新感線ファンを自認して下さる皆様には是非にもお越し頂きたい展覧会です。入場者にはもれなく、私がかつて作っていた新感線ファンクラブの会報「めぐり」の35周年記念版が貰えますので、気になる方は是非ゲットして下さい。「GVG」本番中にバタバタと作りましたので、出来上がった「めぐり」を見るとちょっとアラが目立つのが残念ですが、まあこれも何かの記念だと思ってお納め下さいませ。
http://www.parco-art.com/web/museum/exhibition.php?id=823

「新感線動画まつり」もレアさでは負けていません。新感線では「ゲキ×シネ」という映画館での上映を続けていますが、ネタものはなかなか上映されません。なかでも「鋼鉄番長」は収録予定日の直前に故障者が続出したため、ちゃんとした収録は行われていなかったのです。しかし、最後の福岡・嘉穂劇場にてなんとか収録が出来たらしく、一応映像として記録に残っていたんだそうです。私も見たことはありませんが。そんなレアな映像が今回上映されるってんですから気になるでしょう。私も気になります。なにしろ私も見たことがないんですから。それも含めて、従来のゲキ×シネとはちょっと趣の違う上映会になりそうですよ。
http://www.cinequinto.com/lineup/index.html#shinkansen


ここまで35周年のお祭り気分の企画が続いておりますが、10月にはまたお祭っぽいお芝居に出演します。タイトルが「芸祭」ってんですから、そりゃあお祭っぽいでしょう。いや、中身は真面目な青春物語なのですが。
http://www.wataroomoffice.com/geisai/index.html
ワタルームプロデュースvol.5「芸祭」は10/7〜12、中野ザ・ポケットにて。タイトルからは判りにくいかもしれませんが、「芸祭」は芸術系大学の学園祭を描いた、ドタバタだけど熱くて笑えてグッとくるドラマ。脚本・演出は「abc3回表」で共演した熱い男・柏進さん。そしてセンターには熱い男心を歌わせればピカイチのバンド「THEイナズマ戦隊」ヴォーカルの上中丈弥さんがいて、周りにも熱い男子や若い女子が集っておりますから、なにやら面白い舞台になりそうですよ。
私自身も初めての中野ザ・ポケットへの出演になりますし、上演時間も割と短くなりそうですから、小劇場らしい濃密で熱い舞台をお楽しみ下さい。


そして、つい最近発表された、もう一つのお祭、それが「新感線MMF」(Toyosu PITにて10/29、30)。
http://www.vi-shinkansen.co.jp/UserArticle/Detail/163
「新感線を音楽(Music)&映像(Movie)&祭り(Festival)で振り返る音楽イベント」とのことですから、なにやら音楽イベントなんでしょう。詳しくはまだ私も知りませんが、例えて言えば最近ハヤリのガラコンサートみたいな感じなのかもしれません。違うか。
色々やってきた35周年イベントもこれで打ち止め。多分。やっぱ秋は祭だよね、ってことで、今暫くお祭り気分にお付き合い下さい。


秋というか、冬にはまだ言えないちょっとした企画と、ネルケプランニングの「夜の姉妹」がありますが、これらについてはまた今度お知らせしますね。今はとにかく暇さえあれば「METAL GEAR SOLID V : THE PHANTOM PAIN」をプレイする日々です。敵兵に後ろからそーっと寄って掴んで尋問して締めて担いで走ってフルトン回収する日々。コレはコレで楽しいんだから不思議ですね。ではまた。